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先生が教えてくれなかった「言語聴覚士」

言語聴覚士になりたい学生さんや、言語聴覚士になりたての方に向けた、学校の先生が教えてくれないことを綴ります。

言語聴覚士になる為に、「わからないところが、わからない…」が無くなる勉強しよう!

 

 

今日は、言語聴覚士になるための

勉強の基盤なるものをお伝えします。

 

言語聴覚学科に入ったはいいけど、あまりの学科の多さに驚きませんでしたか?

勉強しても勉強しても小テスト。期末テスト。

 

 

あまりの膨大な勉強量に、やる気も一気に落ちてしまいますよね(´;ω;`)

 

そこで、テストや国家試験にきっと役立つであろう、勉強方法を、今日は書いていこうかと思います!!!

 

 

 

簡単に説明してしまうと、あの膨大な量の勉強で一番厄介な問題になるのが

 

「わからないところが、わからない…」状態

です。

 

なんとなく聞いたことあるよ!でもそれが何なのかは知らないけどね!

というのも、かなり危ない状態ですね(; ・`д・´)

 

 

 

では、そんな状態を打破する方法を実践形式で伝授いたしましょう!!!

 

まずは、こちらの問題をお読みください。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

 

消化液の中には、唾液胃液膵液がありますが

その中に含まれる消化酵素を次の1~8までの選択肢から選んでください。

1.リパーゼ

2.ヌクレアーゼ

3.ペプシン

4.キモトリプシン

5.唾液αアミラーゼ

6.トリプシン

7.カルボキシペプチダーゼ

8.膵αアミラーゼ

 

 

 

どうでしょうか?

そしてここでもう一つ問題を付け加えます。

 

私が下線を引いている単語について、その働きやどこで生成されるものなのか、説明できますでしょうか??

 

 

 

これが勉強を始めた時、本当に厄介になります。だって、私は大体わからないですもん!!笑

 

 

 

ちなみに最初の問いを答え合わせすると、

唾液は、唾液αアミラーゼ

胃液は、ペプシン

膵液は、リパーゼ、ヌクレアーゼ、キモトリプシン、トリプシン、カルボキシペプチダーゼ、膵αアミラーゼ

 

 

……膵臓やばいな!!!(*_*;

というのが素直な感想ですね…笑

 

先ほども言ったように、それぞれの働きって言えますか??

と、ここまで念を押すのも理由があります。

 

テストというのは、必要な知識だけを詰め込むことに必死になりがちですが、そのテストに必要でない知識が頭に入っていると、さらに点数はアップします!

 

なぜかというと、

消去法が使えるようになるからですね。

(経験上、選択問題だけでなく、記述問題でも消化酵素やホルモンなどややこしい問題が作りやすいので、引っ掛けが多く、失点しやすいです)

 

そして説明ができる、ということは「文章で伝えられる」強みがあります。

文章は単語がいくつも連なって出来上がるものですから、やっぱり口頭で説明できるのは知識が定着してる証拠なんですね。

 

 

テストでは、たったの2点配点の問題を落とすだけで学生生活は命取り!!ですよね。

できるだけ沢山の問題を確実にゲットしたいところ。

 

 

このテストにきっと必要だ!と思った知識だけを勉強して臨んでも、実際のテストの最中では、「あれ、こんな感じだったっけ…??」となることもあります。一夜漬けしたのに…

 

だけどそれって、一部分の知識しか頭に入っていないから、「これだ!!」という裏付けを持てない状態なんですよね。

 

 

それが、小テストや、まだ期末テストレベルなら良いです!(よくはないけど)

だけどその裏付けができないまま、国家試験を受けている自分を想像してみてください。

まるで地獄のようです…

 

 

 

あなたが今すぐできるやり方は、

 

まずは最近受けた小テストや期末テストの問題を用意してください。あればあるだけ良いですね!

 

そして、問題文の中に隠れているわからない単語を抜き出します。

先ほどの問題で言えば、「リパーゼ」「ヌクレアーゼ」などですね。

 

そしてまず、「リパーゼ」とは何なのか調べましょう。

どこで分泌されてるの?なんの役割があるの?

そして、「膵臓」で生成される消化酵素、ということがわかったら

自分に聞いてみてください。

 

 

「あなた、膵臓って知ってる…???」

 

 

これ、本当に大事です。

芋づる式に勉強していくことがコツなんです。

 

例えば、沢山の消化酵素を分泌する膵臓について知っていくと、

 

◆色んな臓器の後ろにあって見えづらい(解剖学)

◆ランゲルハンス島はインスリンを作る(生理学)

 

などなど出てくると思いますが…

これだけでも解剖と生理を一気に勉強できていますよね?

 

 

そして先程の知識を知っていれば、

膵臓癌が発見されづらいのは各臓器に膵臓が隠れているため

膵臓癌の人が糖尿病にもなりやすいのは、血糖値をコントロールするランゲルハンス島も侵されてしまうため

などなど、他の疾病についても芋づる式に勉強することができるんですね!!

 

 

 

まずは、今頭に入ってると思い込んでいる知識をもう一度自分に知っているか聞いてみましょう。

 

そして、わからないところがもう無い!!!

といった知識の底まで、進んでみましょう。

 

 

そうすると、最初は多かった「わからない」も減ります。

そして、「わからないところが、わかる」ようになります。

 

 

 

まずは次のテストの範囲や、過去問でも良いでしょう。

「わからないところを、見つける」作業に取り掛かりましょう!!

 

 

 

では、閲覧ありがとうございました!