言語聴覚士の聖書をご紹介 その1
では今回は、学生時代に何度も助けられた
私の聖書のような教科書をご紹介いたします( ˘ω˘ )
というのも、学校で最初に買った教科書って、
ロールプレイングゲームの初期装備みたいな感じで
ずっと使っていけるものは少ない印象があります…笑
実際、私が通っていた学校では、先生同士の繋がりとか
そんな都合で買わされていた教科書も何冊もありましたし(;´・ω・)
実習や卒論で必ずお役に立てること間違いなし!
そして、きっと臨床に出ても使い続けることができるような
教科書に違いないですよ!(現に私や私の周りの先輩方もずっと愛用してる物)
ではまず、これは言語聴覚士だけでなく
医療職に就く学生さんには外せないですよね!!
こちらはシリーズが様々ある中での、「脳・神経編」となっています。
きっと、学校の図書室や実習先のバイザーなども完備しているものではないでしょうか?
総ページ数が約500ページほどある分厚い本なのですが、
少し時間が経つと忘れてしまうような「神経系の構造と機能」
患者さんの病態把握に必ず役立つ「脳動脈と脳血管障害」や
「脳血管障害の病態」「後遺症」「症候と検査」などなど…
私は実習はもちろん、デイリーを書く際や
ケースサマリーの考察を書く際、
期末試験、国家試験にもフル活用しました( ;∀;)本当にわかりやすい。
図書室でコピーできそうな文献などはコピーするようにしていましたが、
病気がみえるシリーズはページ数も多く、
セラピストであれば必ず一冊持つべき!!!という一品になっています。
実習や国家試験前に何を買いそろえればいいかわからない…
となっている場合は、この病気がみえる vol.7は是非買っておいたほうが良いでしょう!!
そして次はこれです。
これも有名な失語症の一冊ですね!!
この本は、小嶋知幸先生という有名な神経心理学や高次脳機能障害についての教授が執筆された、失語症の評価と治療についての本です。
小嶋先生のなるほど失語症は、学生時代の失語症ケース患者さんの
ケースサマリーの考察にめっっっちゃ使いました!!!!笑
失語症のタイプ分類ってかなりややこしくて
しかも実際に患者さんを目の前にすると、
全然わからなくなっちゃったりするんですよね( ;∀;)
でも小嶋先生のなるほど失語症を参考にして考えていくと
- どういった経路でその症状が出ていて
- どこの経路に対してアプローチしたらいいか
ということなどが、図やSLTAのプロフィールを使って
本当に詳しく載っているんです(`・ω・´)ゞ
学校の後輩たちにも、実習前はかなりオススメしていました!
これ一冊あるだけで、失語症の考え方や理解がだいぶ楽になります( ˘ω˘ )
言語聴覚士になると、失語症例は必ず当たる壁になると思うので、ぜひ一冊用意していかれることをオススメします!
あと、失語症繋がりでオススメする教科書は
こちら!!これはどちらかというと、国家試験対策や実習の考察など、かなり行き詰ったときにいつも助けられていました( ;∀;)♡
初期装備で買った失語症教材は、かなり文章量も多くて
必要な情報が見つけづらい感じがして全然使っていなかったのですが、
この失語症の教科書はかなりスッキリしていて見やすい!(*´ω`*)
私の何代か下の後輩たちは、これが初期装備で本当にうらやましかったなぁ…笑
内容は、かなり丁寧に失語症状を書いていたり
失語症のプロフィールを載せてタイプ分類の例を載せていたり
失語症はすぐに頭がこんがらかってしまうのですが
教科書自体が整理されているので、自分の考えもまとまりやすいです( ˘ω˘ )♪
私は、上でご紹介したなるほど失語症と、この青い失語症教材を携えて、実習や国家試験に挑んでいましたね!
失語症や、脳の機能についてなどは、
今回紹介した3つの教材がかなりオススメです!!
学校側で初期に買った教材もできるだけ活用しつつ、
机上以外でも活躍してくれる教科書はこの先とても大事になってきます。
一冊でも自分が頼りにできる教科書がある
というのは、本当に心強い味方になってくれますよ(*´ω`*)
では、閲覧ありがとうございました!