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先生が教えてくれなかった「言語聴覚士」

言語聴覚士になりたい学生さんや、言語聴覚士になりたての方に向けた、学校の先生が教えてくれないことを綴ります。

言語聴覚士の聖書をご紹介(構音編)

 

 

こんにちは(*´ω`*)

 

今回の記事では、実習中も臨床に出てからも教科書に頼ることが多くなるであろう、構音障害についての教科書をご紹介していきたいと思います!!

 

構音障害ってひとくくりに言っても、学生時代は

  • 運動障害性構音障害
  • 器質性構音障害
  • 機能性構音障害

に分かれていて、結構厄介な存在なんじゃないかなぁと思います(゜.゜)

構音障害のテストは、それぞれの構音障害の違いについてはっきりさせてから勉強に励むようにしたほうが、頭にスッと入ってきやすいかと思いますよ!

 

 

 

しかし、私の経験上、臨床に出てしまうとその3つのうち、よーーーく教科書を開くのは「運動障害性構音障害」の本でした。

就職先が成人か小児か、はたまた耳鼻咽喉科か。というところや、様々な要因は考えられますが…

器質性構音障害の教科書を取り出したのは、舌癌で舌を一部切除された患者さんを担当した時などで、そこまで数は多くなかったです。(機能性構音障害に至っては、ほぼ開かないで臨床を経験してきました)

 

というわけで、今回は、構音障害の教科書の中でも、「運動障害性構音障害」の教科書を中心にご紹介していきたいと思います!!

 

 

 

 

 

まずはこちらの、言語聴覚士のための」シリーズ

 

 

 

 こちらの教科書は、私が学生時代の初期装備構音障害の本!!!でした(笑)

私個人の意見としては、言語聴覚士のためのシリーズは情報量が多くて、使いづらかったりする場合もあったんですが、その情報量の多さが構音障害の場合は助かりました!( ;∀;)

 
実習や臨床に出てからも、一番開く回数が多かった教科書だったのではないかと思います( ˘ω˘ )
先ほども話したように、情報量が多いためサマリーを作る際の参考文献に使いやすかったり、「他の教科書にはこうやって記載されていたけど、実際はどうなんだろう?」というときにも大体のことは載っていて、いつも助かっていました!
 
学生時代に運動障害性構音障害について困ったときは、私はこの教科書1冊に頼ることが多かったですね。
というわけで、皆さんにもこの「言語聴覚士のための運動障害性構音障害」はオススメできる1冊です!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
次はこちらの、「アドバンスシリーズ・コミュニケーション障害の臨床 運動性構音障害」をご紹介いたします( ˘ω˘ )
 
 
 
こちらは、アドバンスシリーズ・コミュニケーション障害の臨床というシリーズ本の中の1冊です。
このシリーズではほかにも、

というように、構音障害以外のコミュニケーション障害についても扱っています。

 

症例や図版を使ったわかりやすい内容が特徴的で、私はこの教科書を実習のデイリーやサマリーの参考にする際や、卒業論文を制作する際に沢山使わせていただきました!

 

私は神経変性疾患について学生時代から興味があり、脊髄小脳変性症パーキンソン病筋萎縮性側索硬化症などの神経疾患や、頭部外傷により発生した発声発語に関する障害について詳細に記載されているこちらの教科書は、とても参考になりました(`・ω・´)ゞ

 
脳血管障害による運動障害性構音障害の教材は多く見かけますが、神経変性疾患ついて詳しく載っている教科書は未だに少ないかと思われますので、その分野に関して詳しく勉強したい方には、ぜひオススメです!!
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、構音障害についてのオススメ教材はこんなところで…( ˘ω˘ )
 
他の分野に比べて少ないのでは???と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、私個人としては、学生時代や臨床に出てからすぐに構音関連の教科書で一番知りたかったのは「構音障害のリハビリ教材、プログラムなどが記載されている本」でした。
 
ですので、構音障害に関する基礎的な知識を学びやすい教科書のご紹介はこれくらいで…
またの機会に、構音障害に関するリハビリ教材の記事を更新させていただきますね!
 
 
では、閲覧ありがとうございました!