言語聴覚士の実習はつらい?きつい?
こんにちは。白嶋です(。-∀-)
言語聴覚士になるために、必ず立ちはだかる難関といえば、実習!!ですね。
実習に行く前は何とも言えない緊張感に襲われ、かといって現実味もなく…
先輩たちから聞く話によれば、「寝れないよ」「課題やばかったわぁ」なんて、特に実にならない話も多い…(失礼)
ということで、言語聴覚士の実習って本当につらいのか?きついのか?といったことに関して、今回はお話させていただきます( ˘ω˘ )
まず、気になる実習期間ですね。
これはその学校が3年制か4年制かにもよりますし、実習の受け入れ先との相談にもよるかと思います。
ちなみに私は4年制の専門学校に通っていました。
3年生の冬に評価実習へ、3週間。
4年生の春と夏それぞれに臨床実習へ、6週間ずつ。
という感じの実習でした(`・ω・´)ゞ
他校である3年制の学校の言語聴覚学科の学生さんは、評価実習1か月、臨床実習へ2か月ずつ、など期間は前後するみたいですね!
そして、実習がつらく、きついものなのか?と聞かれれば、これは難しい話ではあると思うんですね(;´・ω・)
なぜかというと、本音を言ってしまえば、学生さんの実力がどうとかってよりも、「実習先による」部分も大きいからです。
実習先の先生って、教員免許みたいに特別な資格があってバイザーをしているわけではないんですね。
言語聴覚士として臨床経験を積んでいて、後輩を育てるために実習を引き受けてくれた先輩、というだけなんです(゜.゜)
ですから、その実習先ごとに色んなパターンがあり得るため、一概に「楽だった!」「つらかった!」と言えないものなんですよね。
学校で定められた課題(デイリーをやる、サマリーを提出するなど)のきつさもあると思いますが、バイザーの指導が厳しいか優しいかにも左右されるところです。
ちなみに私の実習経験談ですが、
①評価実習3週間 中規模病院(急性期、回復期メイン)
スーパーバイザーは男性で、基本的にとても優しかったです。学生に負荷がかからないよう、課題や日々の見学内容を調整してくれていました。SV以外は、若い女性の言語聴覚士が多く、優しく色々と教えていただける実習でした。
②臨床実習6週間1期目 大規模病院(急性期メイン、回復期)
スーパーバイザーは女性で、かなり厳しかったです。先輩方の間でも厳しく、落とされてしまうことで有名な病院でした。課題量はかなり多く、手直しもかなり厳しいため、毎日教科書とパソコンとにらめっこでした…。あとバイザーの機嫌が悪い日はすごく大変でしたよ( ;∀;)
③臨床実習6週間2期 小規模病院(慢性期メイン)
スーパーバイザーは女性で、言語聴覚士が男女1名ずつの小さな病院でした。慢性期の病院だったので、とってもゆったりした実習先でした。リハ科自体も10名いない程度の小さな病院で、課題も少なく、大体定時の5時に帰ることができていました。
多分、つらくない実習、というのはなかったかのように思えます。
だって教科書で見るリハビリ手技と、実際にやるリハビリ手技じゃ、全然違うんですもん!!しかも、それぞれの先生によってやり方とか違ったりして、頭も混乱するし…。
でも、実習を乗り越えるコツは、
- 毎日の課題を効率よく倒していく方法を身につける
- 「学生である」という最高な立場を有効に利用する
ことにあると思うんですよね!!
これに関しては、また別の記事でお伝えしたいと思います(*´ω`*)
実習をもう一回やりたいか?と言われると、率先してやりたいこととまではいきませんが、学生時代でしか誰かに指導してもらいながらリハビリはできません。
この先もしかしたら何十年と言語聴覚士を続けていくのに、実際にちゃんとリハビリに口出ししてもらえるのは、学生のほんの数か月だけなんです。
これって結構すごい経験をさせてもらえるチャンスでもあるんですよ!
という記事でもお伝えしたように、バイザーや他の言語聴覚士の方のリハビリは、今後自分の「宝」となります。
実習は大変なだけではありません。
先輩言語聴覚士たちが何年もかけて培ったスキルを、盗むチャンスなんです!
せっかくのチャンスを、しっかりモノにできることを応援しております!!
では、閲覧ありがとうございました!